関西大学ラグビーAリーグの同大が20日、21日の京産大戦に向け、京田辺キャンパス内のラグビー場で調整した。

Aリーグは8校を2組に分けて戦う変則リーグが行われている。同大は現在2勝0敗。京産大も2勝0敗で、21日の試合の勝者がAリーグの優勝決定戦に進むことができる。

SH人羅奎太郎(ひとら・けいたろう=4年)は、17年に入学して以来、1年生からリーグ戦に出場しているが、京産大には3年連続で敗れている。「(1年生のときから)強い相手に勝てているイメージがない。今年こそは勝ちたいですね」とリベンジを狙う。前年から、今季のリーグ開幕までに10キロ減量し「体は動きやすくていい感じ」と好調をアピールした。

フランカー中尾泰星主将(4年)は、「悔しい思いはしたくない。みんなで同志社のラグビーをぶつけるだけです」と80分走りきるスタイルを貫く。

15日の立命大戦では53-19と圧倒し、チームは勢いに乗っている。5年ぶりのリーグ制覇へ、大一番に臨む。【佐藤あすみ】