19年全日本ジュニア優勝者でショートプログラム(SP)6位の河辺愛菜(16=木下アカデミー)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷し、フリー122・08点、合計185・70点だった。

冒頭の大技を回転不足ながら降りきり、続く3回転ルッツ-3回転トーループは幅も高さも十分なジャンプを披露した。中盤の3回転ルッツで転倒はあったが、伸びやかな滑りが印象的だった。

-2日間終えて

悔しい気持ちですけど、いままで一番練習の時の調子は良かったんですけど、それでミスがでるので、全日本では良い演技をしたいし、いままで以上に練習をしたい。

-3回転半について

完璧じゃなかったのは悔しいですけど、着氷はできたので1つの収穫かなと思いました。

-練習で心がけていくこと

練習でも必ず入るジャンプにしないと試合でも難しいと思った。公式でも調子は良かったんですけど、本番で不安になった。メンタルの部分でも練習から跳んでいたら大丈夫かな。確実に跳べるジャンプにしたい。

-今季、成長した部分は

シーズンの初めから比べたら成長はあると思う。もっと練習が必要ですが、いままで練習してきたことを出したい。

-全日本の目標?

ずっと200点超えをしたいと。1回も成功できていない。それを達成するために、アクセルやルッツで加点をつくように練習をしていきたい。