3年ぶり5度目の優勝を目指したパナソニックは、昨年度Vリーグ王者のジェイテクトの前に1-3と敗れて準優勝に終わった。日本代表エースの西田有志(20)に37点を許し、相手を勢いに乗らせた。監督や主力選手は口々に、西田の存在感に脱帽。セッターの深津は「(西田は)大舞台に自分のパフォーマンスを最大限に持ってきていた」。今季のVリーグでは2戦戦って共に勝利(3-1、3-0)を収めていたが、当時は西田が不在だった。ロラン監督は「西田がいるといないとでは違うチーム。チームに自信を与えていた」と話していた。
パナソニックV逃す「西田がいるといないとで違う」
<天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会:ジェイテクト3-1パナソニック>◇20日◇大田区総合体育館◇男子決勝