3年ぶり5度目の優勝を目指したパナソニックは、昨年度Vリーグ王者のジェイテクトの前に1-3と敗れて準優勝に終わった。日本代表エースの西田有志(20)に37点を許し、相手を勢いに乗らせた。監督や主力選手は口々に、西田の存在感に脱帽。セッターの深津は「(西田は)大舞台に自分のパフォーマンスを最大限に持ってきていた」。今季のVリーグでは2戦戦って共に勝利(3-1、3-0)を収めていたが、当時は西田が不在だった。ロラン監督は「西田がいるといないとでは違うチーム。チームに自信を与えていた」と話していた。