17年レスリング世界選手権で男子フリースタイルでは36年ぶりの金メダルを獲得した57キロ級の高橋侑希(27)が所属先のALSOKを12月末で退社し、来年4月から母校の山梨学院大のコーチに就任することになった。22日、同社が発表した。

三重県の出身。17年に続き、18年世界選手権でも銅メダルを獲得した。東京オリンピック(五輪)代表争いでは19年全日本選手権で敗れ、来年3月の五輪アジア予選(中国)には出場できない。20年の全日本選手権で2年ぶり4度目の優勝を果たした。

発表したコメントは以下の通り。

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憧れであったALSOKでレスリングを行えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして日々多大なるサポートをして頂いたこともあり、小さな頃から夢であった世界チャンピオンにもなることができました。

来年4月から母校である山梨学院大学へコーチとして加わることになり、また新たな気持ちでオリンピックを目指すことを決断いたしました。

今後は自分自身の夢のため、そして後進の育成のために更なる精進をしてい

きたいと思います。

引き続き温かいご声援のほどよろしくお願いいたします。