高木美帆(26=日体大職)が女子500メートルと3000メートルの2冠を達成した。

今季初出場の500メートルでは18年平昌五輪金メダリストの2位小平奈緒(34=相沢病院)に0秒24差の37秒80で優勝し、3000メートルは国内記録とリンク記録を更新する4分3秒97で制した。全5種目にエントリーしており、目標の全勝へ、好スタートを切った。

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約1カ月ぶりの公式戦に臨んだ高木美が圧倒した。今季初めて1日2種目に出場。どちらもしっかり勝ちきった。「今日を迎えるまでは1日2本滑ることにどうなるのかなって不安もあった」と試合前の心境を明かすが、そんな不安を感じさせない好結果。国内最高記録とリンク記録をマークした3000メートルのゴール後には、両手でガッツポーズして喜び「達成感が大きかった」と、納得の勝利だった。

最終日の5000メートルの出場は流動的だが、1000メートル、1500メートルにもエントリーしている。今大会の目標は「出る種目でしっかり一番を狙っていくこと」。新型コロナウイルスの影響で海外遠征ができず、国内での調整にも、士気を下げない。「レースができる機会が少ない。できる時にやりたい気持ちがある」と、貴重な実戦の場を少しでも多く踏みたい考え。「やるからには」と、誰にも負けるつもりはない。