東京オリンピック（五輪）で男子シングルス、団体戦代表の丹羽孝希（26＝スヴェンソン）が田中佑汰（20＝愛知工大）に2－4で敗れ、3年連続の準々決勝敗退となった。

丹羽は最近の若手の特徴であるバックハンドの強打に打ち勝とうと、ラケットラバーを粘着性の高いものに今年に入ってから変えた。それでも「相手のチキータ（バックハンドレシーブ）をうまく打ち返せなかった。僕の技術が足りなかった」と悔しそうに述べた。

今年は五輪イヤーだが「五輪のことは考えていない。まだどうなるか分からないので」と、コロナで五輪の開催に風当たりが強くなっている状況を不安視していた。