ドーピング検査陽性による2年間の資格停止が明けた男子の藤森太将(29=木下グループ)が、200メートル個人メドレーで2分0秒40の1着。オリンピック(五輪)代表選考を兼ねた日本選手権(4月、東京アクアティクスセンター)の参加標準記録2分2秒98をクリアした。

藤森は18年12月に遠征先の中国で陽性判定を受けたが、五輪延期で東京への挑戦が可能になった。藤森は「日本選手権は200メートル個人メドレー一本で勝負」ときっぱり。同種目の代表は瀬戸が内定しており、残り1枠を萩野らと争う。