遠くカタールの地に「ニッポンの食」の力が届いた。ドーハで開催中の卓球のツアー大会、ワールドテーブルテニス(WTT)に出場する日本代表選手15人を、公式スポンサーの全農が食事面で応援している。

19年から海外遠征の際、現地レストランと協力して国産の米や和牛などを提供。今回はコロナ禍でかなわなかったが、代わりにマジックライスやパックご飯、なめたけ、ふりかけなどを出発前に贈呈した。その効果もあってか、所属する石川佳純はコンテンダー第1戦の女子ダブルスで平野美宇と組み優勝。伊藤美誠と早田ひなは女子シングルス決勝で日本人対決するなど活躍を見せた。