代表に内定している瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)は、4分09秒02で1位だった。

瀬戸は「4分8秒出せればと思っていたので、ちょっと惜しかったかなと思う」と少し悔しそうな表情を見せた。

予選4組に登場した。前半を2分0秒33のトップで折り返して、そのまま4分12秒67。全体の1位で午後の決勝に進んでいた。瀬戸は3月31日まで長野・東御市で準高地合宿を敢行してきた。2日には「体調は良好。五輪につながるレースをしたい」と話していた。

同種目はリオ五輪で銅メダル。金メダルは萩野だった。萩野が200メートルに専念して、400メートルは出ない。瀬戸は「自分のことで精いっぱい」と前置きした上で、「戦いたかったのが率直な気持ち。リオで負けているので。五輪の借りは五輪で返したかった。正直出てほしかった。でも公介(萩野)には公介の強化プランもあるし」とライバルを思いやっていた。それだけに「自分の役割はしっかり結果を出して、夏の五輪で金メダルをとる。それが自分がやらなきゃいけないこと」と決意をあらたにした。

瀬戸は19年世界選手権個人メドレー2冠=2種目で代表に内定。今大会はその2種目に加えて、200メートルバタフライに出場する。