横浜公演が開幕し、女子の紀平梨花(18=トヨタ自動車)が出演した。「2002」を舞い、演技後は以下のようにコメントした。

「久しぶりのアイスショーで。グループナンバーもあって楽しみでした。何とか覚えたことを出せました」

-(18日までの)世界国別対抗戦(大阪)で痛めていた腰の状態について

「何とかギリギリ、っていう感じで。ケアをして。(国別の)ショート、フリーの時は、ちょっと演技したら本当にすぐに痛むって(状態に)なってしまっていた。今は何とか立てるぐらいになっていて、滑れるし、悪化があまりしない時期になってきました」

「炎症が起きていた時よりは、動かして痛くはなるけれど、すごくひどくなることが少なくなった。何とか間に合って良かったなと思っています。(スターズに)出たかったので、どうしても、けががこれ以上、悪化しないように願いながら。無理なく、楽しんで滑りました」

-演目「2002」の選択について

「まだ何日かあるので。これで、ずっといくわけじゃないです。やっぱり1発目なので、今までにやったことがある『2002』で楽しく踊ることができました。すごく楽しい曲なので『アイスショーを楽しんでもらえたら』っていう思いで、自分も楽しんで滑りました」

-「感謝」の思い

「このプログラムで、なかなか感謝という気持ちを表しづらいですが、それでもやっぱり楽しんで滑ることで少しでも勇気が出たり、楽しかったなって思ってもらえたらいいと思っていました。今回は楽しいプログラムで、お客さんに幸せな気持ちになってもらえたらと思いました」

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったが、今回は先月の世界選手権(ストックホルム)に出場したトップ選手たちが集結し、日本のファンに華麗な演技を見せた。横浜公演は25日まで4日間行われる。