女子バスケットボール、Wリーグの新潟アルビレックスBBラビッツが6日、21-22年シーズンの新チーム初の全体練習を阿賀野市笹神体育館で行った。昨季に続いて主将を務めるF北川直美(26)が自身のシーズンフル稼働を誓った。

北川は軽快な動きで初日の全体練習を終えた。3対3、5対5といきなり実戦メニューに取り組んだが、難なく消化。「昨季の始動時とは天国と地獄くらいのコンディションの差」と笑う。

昨年のこの時期はリハビリの最中だった。昨年3月に右ひざ靱帯(じんたい)を手術をし、戦線復帰したのが今年1月。今季で入団5年目となるが、ケガに悩まされ、毎年リハビリからシーズンに入っていた。長期離脱する時期も毎年のようにあった。「今季は初めて最初から動ける。シーズンを通してやりたい」と気持ちが入る。

昨季、1勝15敗で東地区最下位の6位。主将として悲願のプレーオフ進出への思いは人一倍強い。「目標は変わらない。チームミーティングでみんなに話したい」。強いリーダーシップで新チームをけん引する。