日本が中国に1-3と敗れた。2メートル級の選手がスタメンに名を連ねる中国から強打を次々と浴びせられ、高いブロックで攻撃を何度も止められた。


スコア


日本19-25
29-27
21-25
19-25
中国


第1セット

1次リーグA組1位の日本がC組2位の中国と対戦し、第1セットを19-25で落とした。

スターティングメンバーには主将の石川祐希(25=ミラノ)、高橋藍(20=日体大)、宮浦健人(22=ジェイテクト)らが先発に名を連ねた。第1セット中盤に中国に6連続得点を許して点差を離された。途中出場した高梨健太(24=名古屋)の連続得点で挽回したが反撃及ばず。第2セットで巻き返しを図る。

日本対中国 スパイクを決める石川(共同)
日本対中国 スパイクを決める石川(共同)
スパイクを決める宮浦(共同)
スパイクを決める宮浦(共同)

第2セット

日本が第2セットを29-27で取り返した。

序盤から拮抗(きっこう)した展開となった。中国のサーブミス、スパイクミスで接戦を制した。日本が奪い返して1-1のタイとし、勝負は第3セットに向かう。


第3セット

第3セットは中国に21-25と奪われ、中国の高さの前になかなか反撃の糸口が見えず、セットカウントを1-2とされた。

2メートル級の選手がスタメンに名を連ねる中国は、強打を次々と浴びせた。日本も石川祐希(25=ミラノ)や宮浦健人(22=ジェイテクト)が得点を重ねるが、高いブロックの前に阻まれるシーンが目立った。最後は日本のスパイクが決まらず、中国に2セット目を奪われた。

後がなくなった日本は第4セットで挽回を期す。


第4セット

最終第4セット中盤。石川祐希(25=ミラノ)、宮浦健人(22=ジェイテクト)のスパイクが立つ続けにブロックされた。点差を離されて19-25。反撃の糸口がなかなかつかめなかった。

この日敗れた日本は、準決勝進出を懸け、あす17日の2次リーグ第2戦オーストラリアに迎え撃つ。


<アジア選手権男子日本代表メンバー>

<2>ミドルブロッカー 小野寺太志(JT)

<3>セッター 藤井直伸(東レ)

<4>オポジット 大竹壱青(パナソニック)

<5>アウトサイドヒッター 大塚達宣(早大3年)

<6>ミドルブロッカー 山内晶大(パナソニック)

<7>アウトサイドヒッター 高梨健太(名古屋)

<9>ミドルブロッカー 福山汰一(ジェイテクト)

<12>アウトサイドヒッター 高橋藍(日体大2年)

<13>セッター 大宅真樹(サントリー)

<14>アウトサイドヒッター 石川祐希(ミラノ)

<15>ミドルブロッカー 李博(東レ)

<17>リベロ 小川智大(名古屋)

<19>オポジット 宮浦健人(ジェイテクト)

<20>リベロ 山本智大(堺)