東京五輪の柔道で兄妹そろって金メダルを獲得した阿部一二三(24)と詩(21)が6日、都内で行われた「ananアワード2021」の表彰式に出席した。

同賞はその時代の象徴となった人物に贈られるもので、2人はアスリート部門を受賞。一二三は黒いタキシードにちょうネクタイ、詩は黒いドレスにブーツ姿で登壇した。一二三は「このような賞を受賞できたのも金メダルを取れたおかげ。頑張って良かったなと思います」とあいさつ。詩も「この賞をいただいたおかげで、これからも頑張ろうと思いました」と笑顔をみせた。

お互いの服装について問われると、一二三は「普段こういうファッションはしないので、ちょっと緊張しているんですけど…」と話し、詩から「すごくかっこいいと思います」と声をかけられると照れ笑いを浮かべた。

一二三は今後の目標に五輪4連覇を掲げ「まずは次のパリ五輪で、兄妹で2連覇を目指したい」と意気込んだ。