アイスダンスで2季目を迎える村元哉中(かな、28)、高橋大輔(35)組(関大KFSC)が、新しい衣装で最終調整した。

村元が赤、高橋が黒の衣装を着て、曲をかけての通しでは和の新リズムダンス(RD)「ソーラン節&琴」を披露した。前日11日に高橋は「手応えは今回、NHK杯であらためてお客さん、ジャッジの方の前で滑って手応えを感じられればと思います。出来はおもしろいものができた」と語っており、唯一無二の作品を演じる。

全日本選手権3連覇中の小松原美里(29)尊(30)夫妻組(倉敷FSC)は、6位だった第1戦スケートアメリカに続く今季GP2戦目。村元、高橋組との競演に向けて、11日には美里が「自分たちがやることは変わらない。スポーツマンとして自分たちのベストを出すことに集中したい」と意気込んでいた。

RDは12日午後2時25分開始。村元、高橋組は1番滑走(同2時32分頃)、小松原組は3番滑走(同2時45分頃)を予定している。