Wリーグ新潟アルビレックスBBラビッツはシャンソン化粧品に75-78で敗れ、ファイナルラウンド(8強)進出を逃した。一時の最大24点差を後半に追い上げ3点差まで迫った。敗戦もトヨタ自動車戦(12月4、5日・アオーレ長岡)で再開するリーグ戦につながる内容だった。

大滝和雄監督(76)は「今日は価値のある得点」と選手をたたえた。後半だけなら47-29と上回った。75点はWリーグ勢との対戦では今季最多得点。第4クオーター(Q)、ゾーンとマンツーマンを使い分ける守備と5人全員が動く攻撃で相手のリズムを崩した。68-72からフリースローを3本外すなど詰めの甘さも。それでも第3Q序盤には30-54だった点差を縮めてみせた。

16得点、オフェンスリバウンド6本を含む7リバウンドのC矢野祐未(24)は惜敗に「勝てずに悔しい」。そして「次のシャンソン戦(来年1月15、16日)は勝ちたい」とリーグ戦でのリベンジを誓った。