4大会ぶりの日本一を目指す帝京大(関東対抗戦1位)が京産大(関西1位)を振り切り、決勝進出を決めた。

9日の決勝(国立)では明大(関東対抗戦3位)とぶつかる。途中出場したプロップの細木康太郎主将(4年=桐蔭学園)は「80分間苦しいゲームになったんですが、勝つことによって、メンバー全員、メンバー外も、自信を持って次に臨めるゲームになりました」と振り返った。

前半を10-23で折り返すと、後半に反撃して同点に追い付いた。相手にシンビン(10分間の一時退場)が出て、数的優位となった後半38分、途中出場のミティエリ・ツイナカウヴァドラ(3年)が右隅に勝ち越しトライ。ゴールも決まって、勝利を決定付けた。

京産大は初の日本一を目指し、前半から健闘したが、後半はスクラムで苦戦。初の決勝進出を逃した。