結成2季目の村元哉中(かな、28)、高橋大輔(35)組(関大KFSC)が日本勢最高の2位に入った。FD2位の109・48点を記録し、合計181・91点。200・59点で優勝したグリーン、パーソンズ組(米国)に続いた。村元、クリス・リード組の3位(18年)を上回り、シングルで2度の優勝経験がある高橋は、大会初の両種目表彰台となった。3月の世界選手権(モンペリエ)で日本勢最高の10位以内を目指す。

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初優勝した米国のグリーン、パーソンズ組も、村元、高橋組の2位に敬意を示した。上位3組の記者会見。男性のパーソンズはマイクを握ると、高橋について「彼はレジェンド」とし「全ての人と競争することができて光栄です」と振り返った。2人は今季の全米選手権で4位。層の厚い同国で北京五輪代表入りは逃したが、今大会で記録した自己ベスト200・59点は、世界歴代10位となった。