世界選手権初出場の河辺愛菜(17=木下アカデミー)が“魔法使いトレ”で23日のショートプログラム(SP)に備えた。

本番会場で初練習。練習途中には浜田美栄コーチから陸上でスケート靴のエッジ(刃)を保護するエッジカバーを手渡され、魔法使いのつえのように持ちながら、ジャンプの感覚を確認した。

エッジカバーを持っていない時にはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させ、関係者などの拍手に包まれた。北京五輪(オリンピック)では23位と苦しみ、悔しさをぶつける大舞台となる。(モンペリエ=松本航)