北京オリンピック(五輪)銀メダルのロコ・ソラーレ(世界チームランキング5位)が、ローラ・ウォーカー(カナダ)のチーム(同10位)を8-5で下した。通算2勝1敗で、準々決勝進出まであと1勝とした。
1-0の第2エンド(E)に不利な先攻で1点を奪ってリードを広げ、2-1の第4Eには一挙3点を加点。楽勝ムードに持ち込んだかと思われた直後に3点を奪い返されたが、吉田夕梨花と鈴木夕湖のスイープ力も光り、最後までリードを保って試合を終えた。
この試合はCS放送(テレ朝チャンネル)で生中継された。スキップの藤沢五月は「前半に良い形で3点取ったけれど、相手に3点取られてしまい、日本で初めて放映されたグランドスラム大会にふさわしい試合内容になった」と、起伏に富んだ試合を笑みを浮かべて振り返った。
サードの吉田知那美は「4年前に日本でグランドスラムがテレビ放映されるなんて考えもしなかった。こんなことあったらいいなという夢物語がついに実現した。これが私たちが主戦場にしていて、憧れ続けて、カーリングを頑張っているゆえんの舞台。いろんな技が生まれる舞台を見ていただき、よりカーリングという文化を知っていただけるきっかけになれば」。涙を浮かべて感慨に浸った。
ロコ・ソラーレの次戦は日本時間16日午前1時から、カナダのマッカービルのチーム(世界チームランキング16位)と対戦。勝てば8チームによる決勝トーナメントに進む。
◆プレーヤーズ選手権 ワールドツアー最高峰のグランドスラムと呼ばれるシリーズの1つで、男女とも世界チームランキング上位16チームが招待を受ける。辞退チームがあった場合は、同17位以降のチームが繰り上がりで出場資格を得る。勝ち上がり段階で3度負けると敗退となる「トリプルノックアウト方式」が採用され、3勝した8チームが決勝トーナメントに進む。
◆北京五輪後のロコ・ソラーレ 帰国後の隔離期間や、つかの間のリフレッシュ期間を挟んで3月22日から氷上練習を開始。実戦感覚を取り戻すべく、5月の日本選手権に出場する男子チームとの練習試合を2回ほど消化してカナダに向かった。小野寺亮二コーチによれば、練習試合はいずれも勝利した。


