B1新潟アルビレックスBBは25日、SG佐藤公威(38)が今季限りで現役を引退すると発表した。佐藤はクラブを通じ「18年間でたくさんのことを学ばさせていただきました。最高なバスケットボール人生でとても幸せでした」とコメント。今後は未定という。

佐藤はbjリーグが開幕した05年に新潟工短大から新潟に入団。08年に大分に移籍後、11年に復帰した。bjリーグ最終年の15-16年とBリーグ開幕の16-17年は主将を務めた。17年に島根に移籍し、20年に再び新潟復帰。今季は終盤8試合連続先発など45試合761分44秒出場で1試合平均3・6得点。bjリーグとBリーグの個人通算は6530得点、824試合出場、リバウンド1485、アシスト1151。

新潟の川上明社長(52)は「さびしい思いと感謝が入りまじっております」。平岡富士貴監督(48)は「現役最後のシーズンをともに戦うことができて感慨深いですし、感謝しています」と労をねぎらった。クラブは6月に引退に関するイベントを企画している。