ラグビー「リーグワン」1部の横浜キヤノンイーグルスは1日、19年W杯日本大会で南アフリカ代表の優勝に貢献したSHフランソワ・デクラーク(30)が入団すると発表した。

デクラークはW杯日本大会の準々決勝で日本代表と対戦。身長170センチと小柄で長髪のSHは大柄な強力FWを操り、注目された。

横浜は19年W杯日本代表SO田村優(33)らを擁し、今季は12チーム中6位。デクラークは「W杯以降、いつか日本でプレーしたいと思っていました。それが現実となった今、いち早くチームメートやコーチ陣の輪に加わり、チームに対してもインパクトを与えていければと考えています。日本の素晴らしい文化に触れること、パートナーやチームメート、そして日本のラグビーファンの皆様と過ごせる全ての時間を楽しみにしています」とコメントした。

沢木敬介監督も「プレーはもちろんのこと、あらゆる面でトップクラスのロールモデルとなり、チームの基準を引き上げてくれると思います」と期待を込めた。