世界ジュニア選手権で金メダルを獲得したスキップ山本冴(21)らを中心に構成された大学選抜が、初代女王に輝いた。

準決勝では北京オリンピック(五輪)銀メダルのロコ・ソラーレを5-3で撃破。決勝は、昨年の日本選手権を制した北海道銀行のメンバーを中心とした難敵フォルティウス相手に第2エンド(E)で2点、第4Eで2点と複数得点を挙げリード。流れをつかむと1点リードで迎えた最終第8Eは、フォースの上野美優(21)が落ち着いて最後のドローショットを決め、逃げ切った。

上野は「1日で日本を代表するチームに2回も勝てて光栄。とても自信になる1日になった」と喜んだ。