オランダとポーランド共催で開幕するバレーボールの女子世界選手権で、日本(世界ランク7位)は25日の1次ラウンド(R)初戦でコロンビア(同16位)と対戦する。

大会直前に行われた24年パリオリンピック(五輪)プレ大会に出場した日本は、18日の決勝戦で開催国のフランスと対戦し3-1で勝利。優勝を飾った。

決勝までの5試合はベルギー、アルゼンチン、フランス、カナダ、コロンビアに全てストレート勝ち。世界ランク上位国ではないものの、自信をつけて世界選手権に挑むことになる。

昨夏の東京五輪は25年ぶりに1次リーグ敗退となる屈辱を味わった。今年から指揮を執る真鍋政義監督(59)は、パリ五輪でのメダル獲得を目標に掲げる。

復活に向け、今年のネーションズリーグでは強豪のアメリカや中国にも勝って8連勝するなど8強入り。世界選手権でも同監督はベスト8を最低目標としており「サーブで崩さないと世界の強豪には勝てない。(プレ大会では)欧州の背の高い選手と対戦できたことは我々にとっては非常にプラス。優勝した勢いでコロンビア戦に臨みたい」と語った。

エースの古賀紗理那主将(26)は「日本のペースで試合ができるよう準備をしたい」。大会は24カ国が参加。1次Rは5試合を戦い、上位4カ国が2次Rへ。2次Rを突破すると、ベスト8進出となり、3次Rからはトーナメントとなる。

決勝は10月15日にオランダのアペルドールンで行われる。

 

【日本の1次ラウンド日程】(全て日本時間午後9時15分開始)

☆25日(日) 日本-コロンビア(16位)

☆26日(月) 日本-チェコ(19位)

☆28日(水) 日本-中国(4位)

☆30日(金) 日本×ブラジル(2位)

☆10月2日(日) 日本×アルゼンチン(22位)

※日本の世界ランクは7位、相手国下の( )内は世界ランク。