フィギュアスケート男子の14年ソチ、18年平昌オリンピック(五輪)2連覇王者、羽生結弦さん(27)がアイスショー「プロローグ」を開催する。30日、広報事務局が1並びの11時11分に発表した。

【横浜公演】2022年11月4日(金)5日(土)ぴあアリーナMM

【八戸公演】2022年12月2日(金)3日(土)青森・フラット八戸

念願のセルフプロデュースを実現した羽生さんは「初めて僕一人ですべてをやりきる」と明言しており、出演者の項目も「羽生結弦」だけ。異例のアイスショーとなりそうだ。

プレスリリースでは「2022年7月にプロ転向した羽生結弦が新たな挑戦に動きだした。自らが作り上げるアイスショーがここに開幕する」と紹介し、経緯について以下のように説明した。

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タイトルは羽生結弦が悩み抜いて命名した「プロローグ」(=序章)。長きにわたる選手生活を経て、プロとして歩みだした物語の始まりです。公演コンセプト、ロゴデザイン、ステージ構成、自らが総合プロデュースするリンクに立ちます。スケーティングのみならず、一瞬も目を離すことが出来ないアイスショーの誕生です。1人だけでパフォーマンスするための肉体作りにも着手して、この公演に臨みます。

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【羽生さんコメント】

これまでの僕の歴史やスケート人生そのものを感じていただけるようなものを、という思いから、アイスショーを企画しました。初めて僕1人ですべてをやりきるアイスショーになっています。タイトルは、「プロローグ」。「これから、いろいろな物語が紡がれていくといいな」、「このアイスショーが、その物語の“プロローグ”となるように」という思いとともに、全力でむかっていきます。

(全文まま)

横浜公演のチケットは10月5日午前10時から10日午後11時59分まで先行抽選、22日午前10時から先着で一般販売。八戸公演は現時点で未定となっている。