2季ぶりにGPシリーズに参戦した三宅星南(関大)は77・87点で6位発進となった。

冒頭の4回転サルコーは成功も、続くトリプルアクセル(3回転半)で転倒。立ち上がってすぐにつまずいて再び転び、2点の減点が課された。

ただ、昨季使用した「アンチェイン・メロディー」に戻した決断は、確実に心を乗せた。「昨年より余裕を持ってできている。流れ、呼吸なども意識して、良くなってきた。もう1つ感情を乗せて滑ることができた」。1つ1つの所作から、こだわりが染み出た。

フリーへは「最初の4回転3つが勝負。そこをしっかり決めたい。フリーも楽しく滑りたい」と誓った。

フリーは22日(日本時間23日)に行われる。(ノーウッド=阿部健吾)

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