海外GPデビューとなった20年全日本ジュニア王者の本田ルーカス剛史(20=木下アカデミー)は、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の転倒が響き、67・92点の10位と得点を伸ばせなかった。「かみしめながら、味わいながら滑れた。全然いい内容ではない。悔しいですけど、(ジャンプ以外は)アピールはできたかな」と振り返った。

3回転半については「跳ぶ前に体が先に回ってしまった。しっかり踏み切れなかった。上に跳び切れなかった」と反省。26日のフリーへ、「アクセルをしっかり決めた上で、他のジャンプも決められるようにしたい」と巻き返しを誓った。(エスポー=松本航)