フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日、イタリア・トリノで開幕する。

7日は公式練習が行われ、GPシリーズ2戦上位6人(組)の出場者が集った。女子は世界女王の坂本花織、GP2連勝の三原舞依(ともにシスメックス)、成長著しい渡辺倫果(法大)が出場。ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)も合わせて、日本勢全員が勝てば初優勝となる。男子とペアは8日、女子は9日にショートプログラム(SP)が行われ、ジュニアも女子で14歳の島田麻央(木下アカデミー)らが出場する。

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ジュニアGPファイナルに初出場する14歳の島田麻央(木下アカデミー)は、国際スケート連盟(ISU)公認大会で日本女子初となる4回転トーループ成功が懸かる。フリーの曲をかけての通しでは転倒したが、その後に着氷。トリプルアクセル(3回転半)は通しでも決めており「順位とかは考えていない。練習してきたことを出せたらいい。(大技)2本を成功したいです」と意気込んだ。