高校3冠を狙うAシードの報徳学園(兵庫)が、大会連覇を目指した東海大大阪仰星(大阪第3)を下して2度目の4強を決めた。

前半2分、東海大大阪仰星が左ラインアウトからモールを押し込んで、フッカー山本琉聖(3年)が先制トライを決めた。さらに同11分、またしてもラインアウトからのモールを起点に、フッカー山本が2本目のトライを奪った。FW戦で14-0とした。

報徳学園は同17分、NO8石橋チューカ(3年)がゴール直前のラックから飛び込んで1トライを返して反撃。さらに前半終了間際、分厚いゴール前の連続攻撃からトライを奪い、同点で折り返した。

報徳学園は後半7分、フッカー山下秦(3年)がゴール右隅に逆転トライ。3連続トライでこの日初めて試合をひっくり返した。同13分、ゴール直前のラックからロック柏村一喜(3年)の右ライン際のトライで突き放した。後半終了間際、自陣ゴール前でパスをインターセプトしたWTB海老沢琥珀(3年)が俊足を飛ばして、ダメ押しの独走トライを奪った。選抜、夏の7人制に続く「高校3冠」に向けて視界良好だ。

【高校ラグビー スコア速報】はこちら>>