スポーツ用品ブランド、デサントの新レーベル「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」の展開スタートと新世代アスリートで結成されたチーム「MOVESPORT UNIT」の発表会見が19日、東京・渋谷ストリームで行われた。

スケートボード・バーチカルの芝田モト、BMXフリースタイル大和晴彦、BMXレーシングの早川優衣が登壇。芝田は「PR映像で着させてもらったんですが、軽くて動きやすい。すごく汗をかく競技なので速乾性がありがたい。動きやすかったですね。デザインと動きやすさ、どちらかを選ぶか難しいと思うんですけど、デサントさんと絡むことで新しい何かが生まれれば。練習では30分でTシャツが汗だくで着替えないといけないくらい。絞ったらドバドバみたいな。なので4、5枚は持っていくんですけど、ムーブスポーツがどれだけ効果あるのか期待しています」と話した。

エックスゲームズ千葉2023(5月12~14日、ZOZOマリンスタジアム)に向けては「そこでムーブスポーツを着ることが、いろいろな方に最も見てもらえるチャンス。好きなデザインを着ることができればモチベーションになりますし、見てほしいなと。今まで不良のスポーツみたいなイメージもあると思うんですけど、今では日本開催されていて、すごいことだなと思います。今年は、いつもと変わらずやりたい技、見せたい技、新しい挑戦をしたい。(エックスゲームズで)去年は銀メダルだったので、さらに上へいけるようにしたい」と優勝への抱負を口にした。

早川は「試合ではレースウエアを着るんですけど、ジムのトレーニングであったり、平地の自転車コントロールであったり、で着たいなと。動きやすそう。まだ練習では着ていないので早く着たい。オフ期間でウエートトレーニングを頑張っているので。着て、スクワットのマックスを上げられるようにしたい。今は100キロです。レース自体は知名度が低いと思うので、たくさんの人に知ってもらえるようにしたいなと思います」と笑顔を見せた。

大和は「普段、裾の締まったパンツとかはかないんですけど、これは、しっくりくるなと。素材の割に丈夫で、着てみて分かること多くて。今後も改善とか、格好いいウエアづくりに貢献したい。大会でも着たいと思いましたし、この先が楽しみだなと思いました」と期待した。

ファッションモデルとしても活躍しており、コーディネートはお手のもの。「生地がいいなと。やっぱ自然に着られる。体の大きさとか伝えていたものでジャストサイズでした。アレンジも自由ですし、プライベートでも洋服が好きで、こうしたら格好いいかなとは考えているので、そのあたりでも協力できれば。今後は大会でいい成績を残すことはもちろん、野球などのイメージがあるブランドを『ストリートでも格好いいじゃん』と思ってもらえるようにしていきたい」とコメントした。【木下淳】

※ユニットのメンバーは他に、楢崎明智(スポーツクライミング)久米乃ノ華(スポーツクライミング)とフィギュアスケートの渡辺倫果(TOKIOインカラミ/法政大)中田璃士、中井亜美(ともにTOKIOインカラミスケート部)