バスケットボール男子Bリーグの島田慎二チェアマン(52)が14日、日本協会(JBA)が三屋裕子会長の任期を最大7期14年まで“延長”していたとの日刊スポーツの報道を受けてコメントした。

この日、Bリーグ理事会後に取材対応。JBA副会長でもある島田チェアマンは、「私がいまここで詳細をコメントするのは差し控えたい」と前置きしたうえで、「細かいところはJBAの広報のほうで対応している。そのやりとり通りかなと思う」と述べた。

日本協会の三屋裕子会長は当初、今年9月に4期8年の任期満了で退任するとみられていた。しかし昨年11月にJBA理事会で、会長任期を最大7期とすることを決定。その理由について協会側は、「会長任期は最大4期とも7期とも読み取ることができた」などと説明。この件についての正式発表はない。

島田チェアマンは10人で構成される会長候補者選考委員会の1人。6月までに決まる次期会長候補について、「私も(委員会の)メンバーにいるが、まったく何も始まっていない」と、三屋会長の再選ありきではないことを強調。「あくまで白紙であるべきだと思うし、白紙で進んでいくと思う。エモーショナルに決まるわけではない。ちゃんと議論されて決まること」と話した。