東地区3位のB2福島ファイヤーボンズが、同7位東京Zに88-81で勝利し、このカード連勝。通算成績を26勝26敗の勝率5割に戻した。

外からの攻撃がさえ渡った。長谷川智伸(32)、橋本尚明(30)のベテラン2人が攻撃をけん引。第2クオーター(Q)序盤までに3点シュート(3P)を7本も2人が決めるなど、前半終了時点で49-35と14点のリードを奪った。

この日の3Pは、長谷川、橋本の4本をはじめ、32本打って16本の成功率50%の高確率。長谷川22得点、橋本12得点、アディソン・スプライル(29)14得点と3人が2桁得点をマーク。チームのトップスコアラー、グレゴリー・エチェニケ(32)が、わずか7得点に封じ込められる中、外からの攻撃に的を絞ったのが功を奏した。

シーズンは残り8試合。2年連続プレーオフ(PO)進出に向けて全く気が抜けない状況が続く。POを争うライバル5位青森、4位西宮がこの日はそろって敗戦。今後は4月1、2日の6位山形との対戦をはじめ、2位越谷、首位A千葉、西宮と難敵が待ち受ける。経験豊富なベテランがチームをけん引し、POへの道を切り開く。