フィギュアスケートで2年に1度開催される世界国別対抗戦(4月13~16日、東京体育館)の記者会見が27日に東京・港区のテレビ朝日本社で行われ、日本代表選手が発表された。

女子の三原舞依(23=シスメックス)はシニア1年目だった17年以来、3大会ぶりの代表に選出された。

会見では「この1年で刺激をもらった、印象に残った日本代表」というテーマでトークが展開された。メインキャスターの松岡修造氏からは「次、シンデレラいっていいですか?」と前回出場時のフリーの題名を持ち出し、話を振られた。

三原は「スーパー!! 二刀流」と野球の大谷翔平(28=エンゼルス)の活躍をピックアップ。その理由については「『スーパー』ってつけたくなるぐらい、すごかった。勇気と感動をいただきました。どんな時も強くて、アスリートで、いろいろなことを乗り越えられての、ご活躍だと思う。素晴らしいの一言で『スーパー』って書きました」と笑顔で説明した。

今季はグランプリ(GP)シリーズ2連勝、GPファイナル初優勝。世界をけん引する1人となった。シーズンを締めくくる舞台に向けて「チーム日本の一員になることができて、すごくうれしいです。足を引っ張らないように、ショート(プログラム)、フリーでパーフェクトな演技ができたらと思っています」と意気込んだ。【松本航】

◆日本代表

◇男子

宇野昌磨(トヨタ自動車)

友野一希(上野芝スケートクラブ)

◇女子

坂本花織(主将、シスメックス)

三原舞依(シスメックス)

◇ペア

三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)

◇アイスダンス

村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)

◆出場国

日本

米国

カナダ

韓国

イタリア

フランス