千葉県印西市と順天堂大が27日に合同記者会見を行い、プロモーション活動の連携協力として、昨年度に続き広告契約を結ぶと発表した。

陸上競技部男子駅伝チームと体操部の公式ジャージーやユニホームに、同市のロゴマークを表示する。総額は年間1400万円で、陸上競技部に1200万円、体操部に200万円となる。

ロゴを使用しての連携は3年目。出席した東京五輪オリンピック(五輪)3000メートル障害7位入賞で主将の三浦龍司は、「この3年間思うような結果がでなくて苦しいチーム状況ではありましたが、個人としても世界に向けて目標あります。結果でみせていくことが増えていくと思います。まずは主将として、みなさんに還元できるようなしっかりした走りをみせていきたい」と抱負。

体操で東京五輪2冠で主将の橋本大輝は「私たちは日本一を目指して頑張っています。契約を結んでいただいたことで、男子だけではなく、女子もすごく成長しているのは印西市のご支援のおかげです。まだまだ成長できる側面があります。チーム全体として成長し、さらに印西市の名前を広げていけるように頑張りたい」と掲げた。

同学年の二人は、2年生までは授業などが一緒の機会もあったという。学生ながら各競技のトップ選手として活躍する互いの存在について、三浦は「五輪のころから尊敬している選手。競技は違えど、刺激を受けているところは非常に多いです」、橋本も「競技結果や、箱根駅伝を見て刺激をもらっています。互いに尊敬しあって、本当にすごいなと思ってます」と呼応した。