クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)が、悲願の初優勝を飾った。2連覇を目指した埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉)を退けた。

強力なFW陣を軸に両チームトライのなかった前半で3本のPGを決めて9-3とリード。後半は一時は逆転されたが、同29分にCTB立川理道主将からのキックパスを受けたWTB木田晴斗(24)がトライを決めて再逆転し、競り勝った。

立川は試合後の記者会見で、12-15となった後半25分の場面を振り返り、「まだ時間はある、無理して戦術変えると相手の思うつぼになると思いました。その時間でもキックを蹴って、うまくマイボールになって、木田のトライにつながった。無理に攻めずに、ゲームコントロールできたのかなと思います」と分析した。

優勝トロフィーを掲げたのはラグビー人生で初にもなった。「いままで日本一経験したことなく、見ていた側。すごく感慨深い」としながらも、控えめな歓喜にも映った。「喜びが爆発するより、勝利も敗者もいる。リスペクトも必要。今日のゲームを作り上げたのは両チームなので。敬意を表するというか」と、対戦相手を思いやる姿があった。