パリオリンピック(五輪)出場を目指すバレーボール男子日本代表「龍神NIPPON」は5月31日、6日から名古屋市ガイシプラザで行われる国際大会「ネーションズリーグ(VNL)」名古屋大会に出場する14人を発表した。主将の石川祐希(27=ミラノ)は約1カ月のリーグ戦で「組織力」向上を掲げた。35歳の深津旭弘や早大1年の麻野堅斗(18)ら幅広い年齢層のメンバーを束ね、初の4強入りを目指す。

◆パリ五輪への道 出場枠は開催国フランスを含む12。9~10月に開催される五輪予選「ワールドカップバレー」は、世界ランキング上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれ、日本など3都市で対戦。各組上位2カ国が出場権を得る。ここで獲得できなかった場合は、五輪予選で出場権を獲得した6カ国とフランスを除く世界ランキング上位5カ国が出場権を得る。日本が出場権を逃した場合は、ランキングのために来年のネーションズリーグに出場し、ポイントを重ねていくことが必要となる。