バレーボール男子日本代表の岸翔太郎広報が代表チームのトピックや選手情報などを紹介する「龍神NIPPON広報リポート」。チームの舞台裏や秘話をお届けします。

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男子日本代表は、14日にW杯前最後の地方遠征となる10日間の沖縄合宿を終えました。今回はその沖縄合宿を振り返ります!

フィリップ・ブラン監督は、この遠征のテーマに「個人のスキルアップ」を挙げました。個人練習やコンビ練習に加え、合宿終盤には試合を想定し、実戦形式の6対6などを実施。強度の高い練習も行いました。

石川祐希選手は「良い環境で良い練習ができたので、東京に戻って最終調整ができると思う。ここからは試合の緊張感を常に持って練習することが大事になる」、西田有志選手は「ブロック、スパイク、サーブと自分のスキルを戻す、伸ばすといった意味ですごく収穫があった。特にサーブに関してはゾーンを狙う練習をして、いい感覚を得られた」、高橋藍選手は「試合が続いていて体重やフィジカル面が少し落ちていたのかなと思っていたが、この期間ウエートトレーニングを追い込めたのでスパイクの威力やキレが増したと思う。オフの日には2カ所も水族館に行けてリフレッシュもできました」と皆、充実した沖縄合宿を過ごせたようです!

最終日にはたくさんの地元のファンが訪れてくれ、W杯へ向けてエールを送ってくれました。ここから都内のナショナルトレーニングセンター(NTC)で最終合宿を行い、カナダとの練習試合(25日)をこなし、来夏のパリ五輪予選となるW杯へ挑みます!

 

◆岸翔太郎(きし・しょうたろう)1990年(平2)5月19日、埼玉県志木市生まれ。小学校からバスケットボールをはじめ、中学時には全国大会優勝。高校、大学と強豪校でバスケを続け、その後テレビの企画制作会社へ。現在は日本バレーボール協会広報部撮影班として、男子日本代表チームに帯同し、チームの日々の練習や宿舎での様子などを撮影中。

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