バレーボール男子のイタリアリーグ・セリエA1部の第7戦が26日(日本時間27日)に行われ、日本代表主将の石川祐希(27)が所属するミラノは、ホームでパドヴァと対戦し、3-0(25-17、26-24、25-19)のストレート勝ちで、今季初の連勝を飾った。

国際連盟が定めた「個性に対する暴力撤廃の国際デー」の翌日にあたるこの日、両チームの選手たちは頬に紅色のペイントを施して試合に臨んだ。

石川は第1セット(S)からスタメン出場し2得点を挙げたが、第2Sは今季初めてベンチスタート。21-22の場面で登場するも、24-24の同点となったところで再び退き、第3Sは出場しなかった。中大の同期でパドヴァの谷口渉(27)は出場がなく、日本人対決はお預けとなった。

開幕戦からフル出場を続け、孤軍奮闘の活躍を見せてきた石川。第1Sには、アタックを打った後に立ち上がるまでに時間を要する場面もあった。10月初旬までの代表シーズンでも訴えていた腰のコンディション不良が心配される。

次戦は12月4日(同5日)、モンツァと敵地で対戦。同じく日本代表としてアウトサイドヒッターの対角を組んでW杯バレーなどで活躍した高橋藍が所属しており、万全の状態での対戦が熱望される。