Bリーグ最年長、43歳の田臥勇太が後半に躍動し、チームの新年2連勝をしっかりと締めくくった。

20点差以上開いた第3クオーター(Q)残り1分13秒から出場。同Q終了間際にスチールを成功させてドリブルで持ち込み、レイアップシュートを決めた。

使命を帯びての出場だった。「大阪さんがメンバーを落として、ふわっとした雰囲気になりかけていたから、田臥さんに締めて欲しかった」と佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチ(HC)。楽勝ムードで集中力を欠くと、不慮のケガにもつながりかねない。

HCの意を酌んだ田臥は、第4Qも残り3分12秒から出場し、点差にかかわらずにハードにプレー。試合終了まで1分を切ったあとも激しい守備を続け、相手のトラベリングを誘った。

「どんな状況でも全力でプレーするのがブレックスのスタイル。最後まで全員で集中して戦えた」。今季ここまでの得点はフリースローのみで、フィールドゴールは今季初。「そうだっけ? 全く気にしていないので」と自分の事は意に返さない。

四家魁人、高島紳司、村岸航ら若手3人とともに試合を締めくくり、「彼らが1試合でも多く経験を積めるのは非常に大きい。それがチーム力の向上につながってくる」。チームとバスケを愛する気持ちは、衰えを知らない。本拠地ブレックスアリーナ宇都宮のファンも、レジェンドの熱いプレーに大喜びだった。