日本大(日大)は25日、アメリカンフットボール部の廃止(廃部)を正式発表した。

以下、プレスリリース。

本学アメリカンフットボール部の廃止(廃部)について

本学アメリカンフットボール部は、令和5年12月15日開催の臨時理事会において、廃止(廃部)することが決定しましたが、学長決裁に先立ち、令和6年度入学予定者や薬物事件に関与していない在学生への対応策を検討して参りました。

この度、学生等へのサポート体制が整いましたので、令和6年1月23日に学長が決裁をし、正式に廃止(廃部)の手続きが完了いたしました。廃止(廃部)日は令和5年12月15日となります。

併せて、同日付けで同部指導陣4名も解任となります。今後は、令和6年度入学予定者及び薬物事件に関与していない在学生が廃止(廃部)に伴って受ける不利益を最小限にするために、できるだけの支援をして参ります。

なお、令和6年度入学予定者及び薬物事件に関与していない在学生の新しい受け皿につきましては、日本大学競技スポーツ改革特別委員会で引き続き検討して参ります(原文まま)。

◇  ◇  ◇  ◇ 

不死鳥フェニックスを愛称に持つ日大アメフト部は1940年(昭15)創部。学生日本一を決める甲子園ボウルで関東最多21度の優勝を誇る名門だが、今年8月以降、違法薬物事件で警視庁薬物銃器対策課から3人の現役部員が逮捕され、新たに1人が書類送検。4人が摘発されていた。83年の歴史に幕を閉じることになる。

部の再建については、改善計画の柱として来春新設する競技スポーツセンターについて議論する「競技スポーツ改革特別委員会」が先月22日に発足した。学外委員に日大OGで競泳五輪金メダリストの岩崎恭子さん(45)を招いており、年内で辞任する沢田康広副学長の後任、中島一郎氏(歯学部特任教授)を委員長に各学部長や元オリンピアンが、体育各部の在り方などを協議していくという。

来春までに活動再開する予定という「新生アメフト部(仮)」は学生部(サークル)に格下げせず、特待生や奨学金支給が可能な競技スポーツ部(体育会)所属の維持も決まっている。