バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督(57)が16日、都内で取材対応し、パリオリンピック(五輪)での八村塁(レイカーズ)のチーム加入を歓迎した。

都内での強化合宿中に取材対応。昨夏のワールドカップ(W杯)は出場を辞退した八村が、パリ五輪参加に前向きのについて話題が及ぶと、「うれしい。あれほどのトップレベルの選手なので」と笑顔を見せた。

八村が参加する場合のチーム構想については、すでに「いろいろ考えている」と言う。「塁が4番、ジョシュ(ホーキンソン)が5番、(渡辺)雄太が3番というラインナップは面白い。塁も雄太もリバウンドができるから、うちのリバウンドは絶対強くなる」と声を弾ませた。

さらに「塁は走れる選手。うちのトランジションもきれいにできる。彼のプレーはうちの日本のバスケにフィットする」とも話した。

日本代表は今月末のアジアカップ予選第1節(有明コロシアム)で、22日にグアム、25日に中国と対戦。国内組を中心としたメンバーで、W杯後初の公式戦に臨む。