ホーバス・ジャパンが、88年ぶり?! となる歴史的勝利を目指す。

バスケットボール男子アジア・カップ(アジア杯)予選に出場中の日本(世界ランキング26位)は、25日の第2戦で中国(同29位)と対戦する。

今大会開幕直前に国際連盟(FIBA)は公式サイトで、「(男子日本代表は)FIBAアジアの大会や代表チームレベルでは、少なくとも1936年のオリンピック以来、中国を破ったことがない」とする特集記事を掲載した。同記事によれば主要大会で日本が中国から勝利を挙げたのは、第2次世界大戦勃発前のベルリン五輪が最後。日本は中国との直接対決で18連敗中で、88年間敗れ続けているという。

実際には2017年東アジア選手権(長野)で日本は中国から76-58で白星を挙げ、12年アジア杯(当時のアジア選手権予選、東京・大田区)でも60-50で勝った。東アジア地区限定だった17年の試合はともかく、12年の大会は現大会と同格とも解釈可能だ。FIBAの該当記事について日本協会関係者は「基準がよくわからない」と困惑気味。それでもホーバス監督は、3点シュートが導入されるどころかフィールドゴール1本につき1得点だった当時の35-19というスコアを念頭に口にしたうえで、「(勝てば)88年ぶり。だからもう、絶対に勝ちたい」と意気込む。

主将の富樫勇樹(千葉J)も「東アジア(選手権)とかでは勝ってるので、その1個上の大会という意味だとは思う」と前置きしつつ、「長い歴史を変える1つのチャンス」と話した。

フル代表が中国から挙げた最後の勝利がいつだったかの見解は分かれそうだが、いずれにせよ勝てば「○年ぶり」の数字はリセットされる。有明コロシアムでの一戦で、ぜひ勝利を飾りたい。【奥岡幹浩】

◆25年アジア・カップ予選 4チームずつ6組に分かれて行われる。E組の日本(世界ランキング26位)は中国(同29位)、グアム(同76位)、モンゴル(同100位)とホーム・アンド・アウェー方式で対戦。各組上位2チームが25年アジア杯出場権を獲得する。各組3位チームは最終ラウンドに回り、2組ずつ3チームに分かれて総当たり戦を実施。各組上位2チームが本戦出場権を得る。