ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズが、3月2日のホーム(ヤマハスタジアム)埼玉戦に向けた練習を29日、磐田市内で公開した。登録メンバーも発表され、プロップ山下憲太(25)が公式戦初先発する。前回出場は控えスタートとなった2022年5月の第16節・BL東京戦。2季ぶりの試合出場について「メンバーが替わって(戦力が)落ちたと思われたくない」と強調した。

山下は元々、フッカーとして加入した。昨季を2度にわたる右脚ハムストリングの肉離れで棒に振った。けがを完治させた今季はプロップにコンバート。フランカー経験もある25歳は「スクラムにフォーカスして」とアピール。「いつもと変わらないよう組みたい」と意気込み、先発をつかんだ今節で持ち味を発揮するつもり。タックルやボールキャリーでも見せ場をつくりたいと望んだ。

他には大学卒業前に試合出場できるアーリーエントリーのフッカー作田駿介(22=流通経大)が控えに入り、出場したら「自分の力を最大限発揮し、チームに貢献したい」と話した。自信あるスクラムと守備のコンタクトで体を張るつもりだ。チームは現在12チーム中の8位。対する相手は7戦無敗の強敵。だが昨季、唯一白星(44-25)を奪い、選手らは大きな自信をつけた。ベテランSH矢富勇毅(39)は「先手を打って、どこかで相手を焦らせたい」と勝機を探る。

なお当日の試合前には、チーム前身のヤマハ発動機と埼玉のOBらがイベント戦を行う。チームのCROで、本日誕生日を迎えた元日本代表FB五郎丸歩氏(38)らが、往年のファンを沸かせるはずだ。【倉橋徹也】