横浜キヤノンイーグルス(横浜)が計8トライの猛攻でボーナス点1をつかみ、勝ち点23で暫定4位に浮上した。

最下位の三重ホンダヒートを相手に前半2分、19分にロックのマックス・ダグラス(24)がトライ。前半で21-0と主導権を握った。

後半は相手攻撃に突破される場面も目立ったが、FWがモールやスクラムを押し込んで要所を締めた。CTB梶村祐介主将(28)は「『自分たちのラグビーを取り戻そう』と話していた。前半40分は完璧ではなかったけれど、少なからずできた。足りないのは80分間続けて出すこと。40分、頑張るのは誰でもできる。後半きつくなった時に、タフな選択をし続ける選手が少ない。自分自身、もっとパフォーマンスでリードしていきたい」と冷静に振り返った。

前節は開幕から連勝を続けている東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)に7-27で敗れた。上位4チームのプレーオフ進出に向け、残すは8試合。5勝3敗で折り返し地点に来た。沢木敬介監督(49)は「簡単にトライを取られるし、キックチェイスをサボッたり、タックルして起き上がるのが遅かったり。ポジティブなところもあるけれど、自分たちが望んでいるレベルにいくためには根っこの部分(が必要)。この内容で喜んでいる選手が多いと、成長が止まる。コーチを長く経験していると、劇的にバーンと変わる瞬間がある。それをつかんで、今シーズン戦い続けるというのを求めていかないといけない」と先を見据えた。【松本航】