静岡ブルーレヴズが今季2度目の2連敗を喫した。
無敗の首位・埼玉とホームで対して19-45。昨季、強敵から奪った金星の再現は、ならなかった。開始8分、マイボールのリスタートで左に展開し、WTBマロ・ツイタマ(27)が先制トライ(T)。SO家村健太(23)のゴールキックも成功し、7-0とした。4分後に同点とされたが、3分後に再びツイタマの2T目で12-7と勝ち越した。
ところが前半中盤から、連続で相手に守備を突破された。3Tを献上し、12-26で後半へ。そこでも流れが変わらず3Tを奪われた。1Tを仕返したものの26点差は覆せなかった。強みのスクラムを攻略され、主将のフランカー庄司拓馬(25)は「すぐにボールを出されたり、自分たちの組みたい形で組ませてもらえなかった」と唇をかんだ。
一方で「自分たちのスタイルを曲げずに80分間、組み続けられた」(庄司)とチームで信念は貫いたことを強調した。高身長の相手にボールを奪われたラインアウトは「修正していく」と続けた。チャンスごとに前進を繰り返したツイタマは自身のプレーに満足感を示しつつ「もっと向上させたい」と前を向いた。
チームは3勝5敗とし、勝ち点16の暫定8位で今季前半戦を終えた。後半で連勝に転じたい。次節アウェー戦(9日)では同4位の横浜と対する。【倉橋徹也】
○…トップチームの試合前に、前身のヤマハ発動機の創立40周年を記念し、両チームOBらが15分ハーフのイベント戦に臨んだ。現静岡ブルーレヴズで元日本代表FB五郎丸歩CRO(38)が企画し、自らもプレー。PGなど4度のキックで「あのポーズ」を披露し、会場を沸かせた。キック3本は外したが、13-14で迎えた終了直前には成功。チームを逆転勝利に導いた。「最後はチームがいい形でバトンをつないでくれ、決められて良かった」と笑顔。ヤマ発監督を清宮克幸氏(56)が務め、現J1磐田の浜浦幸光社長(54)ら往年の選手らが、ファンの前でプレーした。


