日本バレーボール協会(JVA)は8日、女子日本代表チームの強化合宿に、Vリーグ1部(V1)のJTに所属するミドルブロッカー、アライジャダフニ・サンティアゴ(28)とV1のPFU所属のアタッカー、メリーサ・バルデス(21)の2人が練習生として参加したことを発表した。両選手は、日本国籍取得を目指している。

14年よりフィリピン代表として活躍するサンティアゴは、18年に埼玉上尾に加入。今季からJTに移籍し、レギュラーラウンド22戦無敗に貢献。ベスト6や敢闘賞などさまざまなタイトルを獲得していた。夫も日本人で、週2回、プライベートで3時間近い日本語個別指導を受講。好きな言葉は「毎日頑張る」と話していた。

キューバ出身のバルデスは、宮城・古川学園で春高バレー準優勝やベスト4に貢献。アンダーカテゴリーでは日本代表の合宿に多くの参加経験を持ち、21年からPFUでプレーしている。