フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」の横浜公演が5日、横浜アリーナで開演し、3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)の女子シングルで日本勢初の3連覇を達成した坂本花織(23=シスメックス)、男子シングルを初制覇したイリア・マリニン(19=米国)らが華麗な滑りを披露した。

坂本は「Poison」に合わせ、情感を込めながら力強く舞った。グループナンバーではMrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」に乗り、代名詞の幅のあるダブルアクセル(2回転半)を見せた。

マリニンは今季のショートプログラム(SP)曲「マラゲーニャ」を披露。4回転トーループ、4回転ループ、3回転半を着氷させ、フラメンコ調の曲を軽やかに滑った。

世界選手権4位の宇野昌磨(26=トヨタ自動車)は「Come Together」を披露。3回転半、3回転サルコーを降り、後半では持ち前のクリムキンイーグルで会場を沸かせた。

日本勢では三浦佳生(18=明大)、友野一希(25=上野芝スケートクラブ)、宮原知子さん(26)、千葉百音(18=木下アカデミー)、吉田陽菜(18=木下アカデミー)、島田麻央(15=木下アカデミー)、上薗恋奈(13=LYS)も出演。海外勢では、チャ・ジュンファン(韓国)、キーガン・メッシングさん(カナダ)、イザボー・レビト(米国)、ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)、ペアのディアナ・ステラートデュデク、マキシム・デシャン組(カナダ)、アイスダンスのマディソン・チョック、エヴァン・ベイツ組(米国)、パイパー・ギレス、ポール・ポワリエ組(カナダ)が登場し、会場を盛り上げた。

同公演は7日まで横浜アリーナで行われる。