2018年平昌オリンピック(五輪)のスピードスケート女子で2冠に輝いた高木菜那さん(33)が9日、自身のインスタグラムを更新。妹高木美帆(31=TOKIOインカラミ)の最後のレースを見届けた思いをつづった。
オランダ・ヘーレンフェインで行われた世界選手権を観戦。今大会限りでの現役引退を表明している妹の総合3位入りを見守った。「本当にお疲れ様でした」と書き出し、オールラウンドやオリンピックで本気で勝利を目指して戦う姿について「最高にかっこよかった」と称賛。美帆に加え、同じくチームとして戦ってきた佐藤綾乃、そしてコーチのヨハン・デビットの名前も挙げ、「美帆も綾乃も。そして一緒に戦ってたヨハンも」と感謝の思いを記した。
投稿では、今回オランダで撮影した写真と、4年前に自身が引退レースを終えた後に同じメンバーで撮った写真を並べて紹介。「4年の時が過ぎても同じメンバーで同じ場所で写真が撮れて良かった」と、変わらぬ絆に喜びをにじませた。
現地で声援を送った2日間を振り返り、「オランダに来れて良かった。あの歓声を聞けてよかった。本当に楽しい2日間でした」と率直な思いも吐露した。
さらに、妹の代名詞ともいえる種目についても言及。「やっぱり美帆の1500メートルは好きだなあ。これが高木美帆だってレースが見れて良かった」とし、「ガッツポーズが見れて良かった。そして笑顔も。感動をありがとう!!」と、ねぎらいと誇りの言葉で締めくくった。
美帆は5歳から競技を始め、10年バンクーバー五輪に15歳で出場。14年ソチ五輪は落選を味わったものの、18年平昌五輪では金銀銅の3つのメダルを獲得した。22年北京五輪では、日本勢1大会最多となる4メダルを手にした。今年2月に行われたミラノ・コルティナ五輪で、500、1000メートル、団体追い抜きで銅メダルを獲得。夏冬通じて日本女子最多となる10個目のメダルに到達した。
今月4日には、自身のインスタグラムで「世界オールラウンド選手権を私のスケート人生の一区切りにしようと思っていることをご報告いたします」と宣言。18年に日本勢初の総合優勝を飾った大会を最後の舞台に選び「スケート大国オランダで、スケート史上最古の大会、世界オールラウンド選手権が開催されることを心から嬉しく思いますし、あの大歓声の中滑れることをとても楽しみにしています」と意気込んでいた。
帰国後、会見を開いて詳細を説明する予定。


