<全国高校バスケット選抜優勝大会:福岡大大濠80-68聖和学園>◇第4日◇26日◇男子3回戦◇東京体育館

 第1シードの福岡大大濠(福岡)が第1Qの10点リードを守り、80-68で聖和学園(宮城)を下した。

 前日、明徳義塾に前半28-40と12点差をつけられた福岡大大濠は、この日は第1Qを25-15とリード。第2、第3Qで5点縮められたが、第4Qを27-20として最終的にはリードを広げた。

 エースガード津山尚大(しょうた=3年)がゲームをコントロール。3点シュート4本を成功させるなど、18得点を挙げて勝利に貢献した。

 片峯聡太コーチは「今日は悪い時間帯もあったが、60点のデキ。40分間集中力を切らせず、70点、80点、90点としていきたい」と残り3試合を思い描いた。「明日からメーンコートになると感覚が違ってくる。こぼれ球やリバウンドをモノにできるかが勝敗のカギになる」と気を引き締めていた。