春場所の幕内取組の懸賞本数が1000本を超え、各日のデータが残っている03年以降では、地方場所としては最多となることが22日、確実になった。これまでの最多は昨年春場所の957本。

 日本相撲協会の担当者によると、14日目までで既に900本を超えており、千秋楽も100本以上の申し込みがある。

 また、千秋楽も大入りとなることが決定的で、今場所は10日間で満員御礼の垂れ幕が下がることになった。1場所で10日間以上大入りとなるのは01年春場所以来、7年ぶり。春場所の間垣担当部長(元横綱2代目若乃花)は「相撲が最後まで面白い展開となった。大阪の方々の熱意を感じている」と感謝した。