<大相撲夏場所>◇14日目◇23日◇東京・両国国技館

 2連覇を狙う横綱白鵬が大関琴欧洲の左上手投げで初黒星を喫し、初場所11日目から続いた連勝は昭和以降で8位の33で止まった。大関日馬富士が横綱朝青龍との1敗同士の対決を右外掛けで制し、白鵬とトップに並んだ。

 2敗は2場所ぶりの優勝を目指す朝青龍と平幕稀勢の里の2人で、千秋楽は最大で4人の優勝決定戦に持ち込まれる可能性も出てきた。

 かど番の大関千代大海は大関魁皇を突き倒して7勝7敗とし、魁皇は6敗目。大関琴光喜は小結鶴竜に敗れ5連敗で7敗目を喫した。琴欧洲と鶴竜は9勝目。十両は玉飛鳥が11勝3敗で単独トップに立った。